人に聞かずに、直接彼に聞けばいいじゃん・・でいいのか?

彼が何を考えているのか分からないから、別の男の人に話を聞く。

これって、どう思います?

ほかの人に聞いてないで、
本人に聞けばいいじゃない。

というのが、とりあえず正論だと思うんですよね。

但し、絶対にそうか、というと、
実はそうでもない、かもしれない(どっちなんだ)
という話を、今日はしたいと思います。

これは、確率論の話なんですが、
あなたがとてもレアな(罹患率の低い)難病の検査で「陽性」と出たとします。

その検査は、もしその病気の場合、99%の確率で「陽性」と出る検査です。
ですが、誤診もあり、病気でないのに陽性になってしまう率が1%あります。

この結果を解釈するには、背景となる情報が必要なんですね。

その難病の罹患率が10万人に10人程度だったとします。←これが背景となる情報。詳しい計算は省きますが、この率だと「擬陽性(誤診)」の可能性の方が100倍ぐらい高いんですね。最初の99%の数字を見るとぎょっとしますが。

さて、これと冒頭の話と、何の関係があるのか、
という話になるわけですが、

彼に直接問いただしたときに、
正直に答える可能性や、
適当にごまかしたり、あるいは本人さえ自分の気持ちがよく分かっていなくて、
ちゃんとした答えが返ってこない可能性や、

色々あるはずですよね。

彼の答えを解釈するのには、
上の、確率で議論できる話ほど厳密じゃないですが、
やはり、背景となる知識が必要ではあります。

たとえば、不倫していて、彼が「妻とは別れる」と言った。
このせりふの解釈をするには、「実は『妻とは別れる』といいながら、ズルズル続けるケースが多い」という「背景となる情報」が必要、ということなのです。

それを知って彼の言葉を聞けば、「彼はそうは言っているが、不倫している男性の多くがそう答えるのだから、鵜呑みにしてはいけない言葉だ」と、冷静に解釈出来ます。

一般的に、そういうことが多い、
という一般論に沿った答えを彼がした場合は、
とりあえず、そうなのかも、と思って聞いておく。

「難病である」という陽性の結果が出たとしても、
社会全体での罹患率が低ければ、誤診の可能性も考える。
(本当は、こういうアバウトな考えじゃなくて、ベイズ主義に基づいて厳密に確率を計算する式があるのですが。まあこの記事は数学の記事ではないので・・・)

それと同じように、
相手の話が、一般論からかけ離れているかどうか、そのあたりを事前に情報収集した情報と照らして、判断していく。単に鵜呑みにするのではなく。

当然、自分の偏った思い込みが強い場合は、自分の方がズレているという可能性もありますから、常に「自分は偏っていないか?」ということを自問していないといけませんが。

このような目的で、情報収集をする。背景となる情報を知ろうとする。彼の気持ちが分からない問題の対策として、他の男性に話を聞いたり、一般論を知ろうとする。

これは、実は合理的な行動だと、思います。

た・だ・し!

相手に直接話を聞くのが苦手だから、というのが本当の理由で、
言い訳に今日の「背景を知ることは必要」という理屈を使うとしたら、
それは、自分を伸ばし、自分を鍛えることを、サボっている。
そこは反省した方がいい。

あくまで正論、
「直接相手に聞くべき」が
あっての、

「背景を知ろうとすることも有意義」
ですから。

ではでは!

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