問題解決・コンサルスキル」カテゴリーアーカイブ

問題の原因分析、解決のための筋道、感情的に突っ走らないコツなど、冷静にかつ安定した問題解決を図るためのコツをお伝えします。

人に聞かずに、直接彼に聞けばいいじゃん・・でいいのか?

彼が何を考えているのか分からないから、別の男の人に話を聞く。

これって、どう思います?

ほかの人に聞いてないで、
本人に聞けばいいじゃない。

というのが、とりあえず正論だと思うんですよね。

但し、絶対にそうか、というと、
実はそうでもない、かもしれない(どっちなんだ)
という話を、今日はしたいと思います。

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可能性を全て数え上げ、整理することが大事

あづまです。先日、小さじがなくなりました。

問題解決のキホンのキ、ですが、
想定される原因、可能性を全てリストアップして、
抜けがないように、かつ重複がないようにする。

これって、原因を推定する際に、いきなり思い込みで進まないための重要なスキルです。

メンタルな課題を例にとると、説明が複雑でワケ分からなくなりやすいので、なくし物で行ってみたいと思います。

先日、妻が「小さじがないんだけど」と案件を依頼してきました(笑)

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傷つけることを過度に恐れず、一歩踏み出そう

あづまです。先日、ある本を読んでいたら、オクテ男子についての記述がありました。

お互い気を遣い合って、恋愛が全然進展しないので、手ぐらいまず握ってみて、とアドバイスするのだとか。それでキレられることはないから、と。もし嫌がられたら、素直に謝って引き下がればいいだけの話、と。

日本人の気質として、「相手を傷つけることを怖れる」というものがあると思います。
相手に気遣い出来るのは、大変な美徳。でも行きすぎて行動出来なくなってしまうとしたら、本末転倒です。

交流分析には、「人生脚本」という考え方があります。人は心の内に持っている脚本に従って人生を歩んでいると。その脚本次第で、よい人生にも、わるい人生にもなる。

脚本なので、細かく見ていくと本当に複雑なのですが、今日の話に関係した部分のみ書くと、大きく分けて「勝利者」「敗北者」「非勝利者」のシナリオがあります。

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恋愛・引き寄せ・愛情の維持は接近戦が大事

恋愛の相談や、夫婦関係の相談を受けていると思うことがあるんです。

それは、多くの問題が、相手との距離感で起きている、ということ。

たとえば、
・憧れの人となぜか結ばれない
・一人の人と交際しているのに別の人に惹かれる
・三年過ぎたら徐々に関係が険悪に
・リアルな恋愛より二次元の方がいい
などなど・・・

もっと近い距離感を大切にしたらいいのに。
なんて思うことが結構あります。

これからお付き合いするかもしれない相手との、交際前の段階(いわゆる友達以上恋人未満)でも、(もちろん、誰彼構わずはダメですが)向こうの出方は分からなくても自分的にはOKと思っているなら、触れ合うぐらいの距離まで近づけばいい。もうほんと、物理的に距離を近づけて、手でも握ったらいいのに。そう思います。こっちの一方的な勘違いで、相手が嫌がったら素直にゴメンナサイすればいい話。

遠くから見ていて憧れるとか、じゃなくて。
接近戦を挑めばいいのに。

 

夫婦仲が冷める問題なんて、距離感の問題はさらに重要。

個人的経験と、仕事柄結構、大人の性教育本みたいな本も(夫婦仲が深まるセックスの仕方みたいな)読んでいるんですが、その知識から言わせてもらうと、夫婦はもっと触れ合うことが大事、って思います。毎日スキンシップする。

そして、毎日、プラスの感情を作りっこする。心理学的に言うとアンカーリングと言います。ある体験と、その時の感情が心の中で結びつくことです。
相手の顔を見て、姿を見て、触れて、そのときに(もちろんセックスの時も)温かい言葉をかけあう。そうしたら、相手を見たときに、触れたときに、そのときの暖かい感情を思い出すようになる。

お互いの存在が、お互いにとって、温かい気持ちを思い出すスイッチ(=アンカー)になるわけです。交際が始まったら、会うたびに、結婚したら、毎日が、アンカーづくりです。

逆にマイナス感情をためこんで、相手の姿が、マイナス感情を思い出すアンカーになってしまう、なんていうのは、お互いの距離感が開く大きな原因です。マイナス感情を癒す力を高めることも、近い距離感を維持するためには重要な能力です。

 

リアルな異性との付き合いが出来ず、二次元の相手に恋してしまう、なんてのも、異性との心の中での距離感が遠すぎることが原因だと、私はそういう仮説で見ています。

 

恋愛が始まらない、
恋愛がうまく行かない、
恋愛でのトラブルが多い、
夫婦間のトラブルが増えた、
そういうことを感じる方は、自分の心の中の、他人との距離感、異性との距離感ってどうなっているのか。パートナーがいる人の場合はその相手との距離感がどうなっているのか。それを一度よく、省みてみるとよいと思います。

なんといっても、土台中の土台、基礎中の基礎、ですから、そこが。

ではでは!

自分の「居場所」を考えることの大切さ

私はよく、出先ではスタバに寄ります。
そういえば以前、どこかの記事で、スタバが流行っている理由として「サードプレイス」として使われることを意識しているから、というものを聞きました。

ファーストプレイス(第一の場所)は家。
セカンドプレイス(第二の場所)は職場。
サードプレイス(第三の場所)が、家でも職場でもなく、自分の時間が持てる場所。

だそうです。
人間、家と職場の往復みたいな、密な人間関係の中だけで生きていると息が詰まる。
だから、適度に、人との距離感がある「サードプレイス」が必要なのだとか。

何か、人間関係の問題が起きているときに、
やれ、インナーチャイルド的課題がどうのとか、やれ、人格的な問題がどうのとか、内的な要因をあれこれ考えてしまいがちですが、

単純に「すき間が足りないから」「適度なゆるみ、遊びがないから」という要因が重要なことも、あるかもしれません。(逆に、そっちばっかり想定している人は、たまには内的な要因も省みた方がいいかもしれません)

自分の「居場所」について考えてみる。
実は、結構大事なことかもしれません。

では。

目の前のことを「原因」と思ってしまう反応ぐせ

あづまです。

私も含めてなのですが、人は目の前のことを「原因だ」と思ってしまいがちですね。

恋愛で、彼にハッキリものを言ったら嫌われたとか。
本当にそれが「原因」という分析でいいんですかね。
(この例の続きは後ほど書きます)

私の体験で言うと、体調関係の話。
たとえば、左足の股関節まわりが痛い。よく歩いた日は痛くなりがち。と来れば、歩いたことで足を痛めている、と結論づけてしまいやすいです。

まあそれも一つの要因としてあるわけですが、じゃあ何で右足は痛くならないのかとか、ツッコミどころがいっぱいあるわけです。

結局この問題、一年ぐらい考え続けたんですが、
その結果どういう結論に至ったかというと、

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