ついに来た!ベニフキノメイガがやってきました!

いやー、今年は来ないのかと思ったんですが。
お盆前後に登場するあいつが。

そう、バジルの新芽の部分を食い荒らす、
ベニフキノメイガ、です。

害虫なのに嬉しそうなのは、まあこうして、ネタになるからです。

ベニフキノメイガがバジルの新芽にいる

こちらは拡大写真ですが、実物は、体長3mm程度の小さいものでした(成長すると数cmになりますが)。

ベニフキノメイガの幼虫であることを見分けるポイントは、
・新芽を中心に食い荒らす
・糸を張って巣を作り、その中に潜んでいる
・拡大してみると、胴体に黒い斑点が(おそらく)二列に並んでいる

というところです。
多くの害虫がバジルの香気成分を嫌うのに対して、
ベニフキノメイガはむしろ、シソ科の植物を好んで食害します。
まあ、バジル好き、ってことですね。
害虫駆除の基本は、初期に発見し、迅速に対処することです。
食害が進んでしまうと、植物の勢いがなくなり、被害からの回復も遅れます。

今回、かなり初期に発見しましたので、
ベニフキノメイガによる初期の食害の状態がどんなものなのか、写真に撮って記録しておきます。

NEX-5R 043こんな感じです。

ぼうっと見ていると見逃しそうですが、先端の芽の周辺の葉に、写真のように穴が何個も開いているようになっていたら、ベニフキノメイガを疑ってみるべきです。あとは葉をめくってみて糸で巣が出来ていたら、確定です。

さて、今回の駆除方法ですが、
今回は、バジルが育ちすぎて困っていたぐらいだったので、食害が見られる芽を全部摘んで捨ててしまいました。

バジルに元気があれば、害虫の駆除もこんな風に思い切ってできますね。

これが、バジルの元気がいまいちで、発見も遅れたりすると、かなり被害が広がってしまって、対応も難しくなりますね。

元気が一番♪

※なお、被害がもっと広がっているときは、「ゼンターリ顆粒水和剤(BT剤)」などの、毒性の低い天然由来の薬剤を使うと効果的です。今回は出番がありませんでしたが。

 

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