ハダニの産卵の瞬間を見てしまいました。

いま、ホーリーバジルが元気に育っているんですが、

今日、ふと見たら、ホーリーバジルに、ハダニがいました。
「あちゃー。また出たかー。」

また薬を撒いて駆除するのも、色々(残留農薬とかを考えちゃうので)面倒だし、
と、考えていて、

せっかくなので、
久しぶりにハダニの写真を撮ってみようと思いました。

写真を撮れば、肉眼では見えない卵も見えるし。
ハダニのいた葉っぱを三枚摘み取り、写真を撮りました。

まず一枚目。

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ハダニは一匹でしたが、すでに卵がみっつ。
油断も隙もありませんね。

そして、次の葉っぱを観察しようとファインダーをのぞいたとき、かなり決定的な瞬間を見てしまったようなのです。

まずは、これ。
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明らかにハダニですが、なにか白くて丸いものがついているように見えます。

そして、しばらくダニが歩き回ったあと、同じ場所の写真を撮ったのがこちら。

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コントラストを上げて、見やすくした関係で、色がちょっと変になっています。

そう、なななんと、さっきの写真は、ハダニの産卵の瞬間だったようなんです。

見たくないもの見ちゃったーーーーーー。

 

そしてさらに、三枚目を見たとき、
もっとがっくり来るものを見てしまいました(まだそれ以上があるのか?って? それが、あるんですよ)

NEX-5R 016trim

↑この赤で囲った部分に、白いカスみたいなものがついていて、なんとなく、卵に感じが似ているけれど、なんか、中身がなくなっているみたい。割れてるし。

で、

NEX-5R 019trim

肉眼ではとても見えないぐらいの、形はハダニ(というか蜘蛛みたい)である極小サイズの虫が、歩き回っていました。

ふ化したてのハダニだorz

というわけで、
ハダニのふ化(瞬間ではないが)も見てしまいました。

ま、あまり気分が良いものではありませんでしたが、
これで、ハダニの成虫だけ指でつぶしたりして、駆除したつもりになっても、あとからあとからハダニが湧いてくる理由が、よく分かりました。

葉っぱにハダニが一匹いたら、
その葉には、卵とか幼虫も、見えないけれどいるに違いない、
そう考えて、葉っぱごと切って捨てるか、
あるいは、卵にも効く薬剤で駆除するか、
そういう話になるのだな、と結論が出ました。

いろいろなウェブサイトを見ていると、
ハダニの駆除法として、上から水をよくかけるとか、
まあ、いい加減なことが書いてありますが、
それはやっぱり、無責任発言だと思いました。

肉眼で見えない、卵までちゃんと駆除できる方法じゃないと、意味がないですからね。それが改めて確認できたのが、今回の観察の、一番の収穫でした。

いろいろ、バジルのキレイな写真なども撮りましたが、
やはり、害虫の生態に迫った、という「有用性」を評価して、
ハダニの産卵の瞬間の写真を、

誠に勝手ながら、今年の、
「バジル育成フォト・オブ・ザ・イヤー」に認定します!!!!

(要するにこのブログの写真の中で、今年一番って意味ですけどね)

ではまた!

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