この時期のバジルの水やりのコツ

種まきから、梅雨明けまでは、水やりは慎重にした方が良いと思います。

というのは、そもそも鉢(プランター)の中の土壌環境は、土作りと、水やりと、あと、ここが大事なんですが、生えている植物の根の状態の合わせ技で決まるのです。

この時期は、バジルの根がまだ十分張ってないため、水やりした後、すぐに吸水が起こる比較的浅い土の層と、まだ根がないので、いつまでもびちゃびちゃになりやすい深い層ができやすいです。

鉢植えの水やりの基本は、表面が乾いてきたらたっぷりあげる、ですが、私はそれで梅雨どきにバジルを枯らしたことがあります。

七月ごろになったら根も十分張ってるし、日差しも強く気温も高いので、水不足にならないよう、とにかくたっぷりあげることが必要ですが、五月から六月は控えめが良いと思います。

実は、水分量計を差し込んで測ったんですが、表面から5cmぐらいまでがカラカラになっていても、10cmぐらいの深さはかなり湿ってます。

発芽したバジルの根は、どのぐらいの深さまで伸びているかというと、本葉が出始めた今ぐらいで、おそらく10cmぐらいじゃないかと。比較的まっすぐ伸びているはずです。間引くときに抜いてみたりして、そのときに抜けてきた根の長さから推測している話ですので、抜くときに切れてもいるだろうし、あまり正確ではないですが。

10cmというと、びちょびちょ層にようやく届いた、みたいな感じですね。逆に考えれば、すぐに乾かない層から吸水できるということ。

なので、表面が乾いていても、慌てて水やりしなくて大丈夫。バジルの葉っぱをよく見ておいて、「てれっ」としてきたら、たっぷりあげる、が梅雨明け前までは、ちょうどいいです。

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