来ました!ハダニ登場です|ハダニの見分け方

今年もやってきました。
あの、にっくき難敵、ハダニです。

嬉しそうだって?
まあね。
対策もバッチリ分かってるし、このブログのネタになるから。

では、ハダニ対策をバッチリ解説します。

えと、実は、バジルにはハダニはたかっていなくて、
こんなに元気なんですね現在。
2014/06/20のバジル

目を皿のようにして、葉の裏まで見ましたが、今のところ大丈夫のようです。

で、ハダニがたかったのが、こちら。
奥さんから要望されて、シソも育てているんですが、
最近何となく元気ないなぁ、って思っていたら、ハダニ登場でした。
シソの葉に白い斑点
見て分かりますかね?
葉の表に、白い斑点状に葉緑素が抜けているところがあると思います。
これが、ハダニが葉の裏にいるサインです。
これを、見逃しちゃいけません。
(今年はたまたまバジルにはたかっていないので写真がありませんが、バジルも同様です)

で、その葉っぱをめくってみると、
じゃじゃーん!
シソ葉の裏のハダニ

いましたね。逆光なので黒っぽく写ってますが、この赤い奴が、
にっくき難敵、ハダニです。

顕微鏡で拡大してお届けします(笑)
ハダニ顕微鏡画像
(お食事中の方、失礼しました)
えと、ちとピンボケっぽいのはご勘弁。
これは、顕微鏡の性質上、焦点深度が浅いんで、厳密にある面にしかピントが合わず、胴体に合わせると足はぼける、みたいなシビアな話なので、これでベストだと思うんですね。
いやー、キモイ奴です。

ダニは蜘蛛の仲間なので、足も8本。糸も出します。
で、葉の裏を見たときに、ハダニがいるかどうかの見分け方なのですが、

(1)こういう詳しい画像をよく見て覚えておいて、目視で確認。視力に自信がない方はルーペなどを使うといいと思います。顕微鏡は必要ありません(笑)
(2)糸で浮いている奴がいるかどうかを確認。ゴミは葉にくっついているが、ダニの抜け殻などは糸で若干葉から浮いている。
(3)じっと見つめていると、ゆっくり歩いている奴がいる(そいつです)。

というような感じで判別すると良いでしょう。
なお、5月上旬頃には、ブロック塀とか、地面とか、そこらじゅう、赤いダニが歩き回っていますが、そいつらはたぶん、違います。タカラダニとか言って、遠出するタイプのダニで、葉っぱの汁を吸ったりしません。
ハダニは、いったいどこからやってくるのか不明ですが、とにかく、葉っぱの裏に定住して、あんまり世界を歩き回ったりしません。それこそ、ある葉はダメージを食らって、となりの葉は無傷、なんてこともあるぐらい。但し、葉っぱがあまりに弱ったら、となりの葉にお引っ越しするらしいので、放置してはいけません。

で、糸で浮いている、ってどういうことかというと、二次元の写真で、どこまで表現できているか分かりませんが、焦点深度を浅くして、マクロ写真を撮ってみました。
ダニが糸で浮いているの図
分かりますかね?
画面の真ん中へん、黒っぽいものがくっきりと写ってるけど、葉っぱはボケてるでしょ?
浮いてる感じ、分かります?
たぶんこいつは、ダニの死骸か抜け殻です。
ハダニが巣を作ると、こんな風に糸を張り始めるんですね。
光に照らすと、糸自体もなんとなく見えます。

こういう症状が見えたら、ハダニ確定です。
対処しなければ、被害はどんどん拡大していきます。

ついでに・・・
実は、娘が育てている、というより、妻がやっているんですが、朝顔にもハダニがたかってました。
朝顔の葉
手前の、低い位置にある葉っぱ二枚が、少し色が悪いですよね?

その理由は、
朝顔の葉裏のハダニ

いやー、ハダニがたくさんいますねorz
写真中段右よりの、大きい奴が目に付きますが、こいつは…よく分かりません。
それよりも、点々と、結構沢山ついていますよね、小さいのが。
それらが、ハダニです。

さて、次の記事で、ハダニの対処法について書いていきます。

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