長女が小学校で育てているミニトマトを、夏休みなので家に持って帰ってきて、育てているんですが、こいつに、どうやらハモグリバエと思しき食害のあとが見られました。
実もなっています(*^_^*)
ここになんと、ハモグリバエが。
これは後述する作業の後の写真ですが、全体でこんなに葉っぱをとる羽目になってしまいました。長女と一緒に作業したんですが、ミニトマトかわいそう・・・
かなり腹が立ったので、ハモグリバエには、このブログのネタになってもらうことにしました。葉っぱのすき間から引きずり出して写真を撮ってやる・・・イヒヒ。
そのまえに基本ですが、ハモグリバエという虫は、バジルに付くこともあるんですが、葉っぱという薄い器官の「中」に潜って生活している虫です。葉っぱの表にも出てこず、裏側にも出てこない。葉っぱの「中」にトンネルを掘って、そこを食べ進むという、器用なことをする虫なんです。食べた後が、下手くそな一筆書きで絵を描いたみたいになります。
というわけで、葉っぱの表側の表皮と、裏側の表皮を、うまく剥がして、その間から虫を引きずり出そうというチャレンジなんですが・・・
虫がいそうなところを、ハサミで切り取ってみました。
しかし、葉っぱが小さくなってしまうと、結局うまく剥がせませんorz…
この方針はあきらめました。
今度は、この↑葉っぱから(下の方に黄土色っぽい虫がいるように見えますが)、細かくしたりせず、一気に剥がしてハモグリバエを取り出してみようと思います。
ピンセットで押さえつつ、デザインカッターで虫のすぐ脇を切開し、剥がして・・・成功しました。どうやらもう、さなぎになっているようです。いまちょっと調べてみたら、幼虫期間は気温25℃だとわずか4日で終了しさなぎになるらしいですので、大体そのぐらい前に卵が産み付けられたと考えて良いようです。
食害の大きさ(葉っぱの白いあと)などから、さなぎが多そうだったのですが、幼虫の姿を見てみたいと思い、食害あとがまだ短い葉を、切開してみました。
それがこいつ。
まあ色は、同じような感じですが、さなぎよりも体表がでこぼこしています。この突起をうまくつかって葉っぱの中を移動しているのでしょうか・・・
大事なミニトマトを食い荒らした罰に、晒し者になってもらいました。
もちろん、取った葉っぱは全て袋に詰めてゴミに。焼却処分です。
今回は、薬を使いたくなかったので、手作業で全部取って対処しました。